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将棋・囲碁九段 [雑感]

印象としては、将棋九段に比べて囲碁九段の権威がない感じである。

 囲碁界では石を投げると、九段に当たるという感じがする。調べてみると、有段者のうち九段の比率が圧倒的に多い。そこで、囲碁連盟でも昇段規定を改めて高段者の権威を高めようとしている。その結果”強い人は早く昇段し、そうでない人は遅くなる」(工藤紀夫渉外担当理事)というのも納得です。大手合(旧制度)の恩恵で、30代にして九段になった棋士のほとんどは、新昇段規定では六、七段がいいところということになるでしょう”という。そうなれば、八段、九段の棋士が五段以下の若手にポロポロ負けるという現象も解消することになろう。

 一方、将棋界だがかつてはほんの数人しかいなかった九段が、現在ではかなりの数になっている。これはあまりにも昇段規定がきびしかったので、条件を低くした結果である。名人位三期獲得というかっての条件を満たす九段は、現在の将棋連盟在籍棋士では谷川、森内、羽生といった永世名人を除けば皆無になるのではないか。加藤一二三、米長邦雄、佐藤康光、丸山忠久といった名人位獲得者も2期までである。


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