読書

趣味といえば読書くらいしかないのに、このところ読書の意欲が衰えてきていると感じている。書店で興味ありそうな書籍を漁って買って来るが、読みさしにしているのが何冊もある。目下毎日欠かさないのが、ティク・ナット・ハン師の著作の翻訳とその製本化作業で、これへの気力もなくなったらと考えると、空恐ろしいものがある。これだけは何としても気力を保って続けなければ、と思う今日この頃の心境。

ニューカメラ

　今までパナソニックのコンパクトデジカメＤＭＣ－ＴＺ３０を使っていたが、ラグビーとかサッカーの観戦に行って、プレー中の選手を遠景で撮ってもうまく写せなかったので、上級機のＤＭＣ－ＦＺ２００を購入した。取り敢えずは、カメラにお任せのインテリゲントモードで始めるが、おいおいとシャッター優先とか絞り優先のモードでの撮り方に習熟してゆきたい。

黄エビネが開花した。

西洋石楠花「ミセス・フジイ」も満開

文楽

神戸の弟からの誘いで文楽初春公演を国立文楽劇場（日本橋）で観た。久しぶりの文楽で堪能した。吉田玉男さんが亡くなってから文楽からは足が遠のいていたのだが、やはりいいなあと思って観ていた。四月には、亡父が好きで酔うとよく口ずさんでいた”去年の秋の患いに、いっそ死んでしもうたら、こうした難儀は出来ないものを”のお園の口説きで有名な「艶姿女舞衣」があるので、是非観たいものだ。

終演後、弟と梅田の多古梅に寄って久しぶりの居酒屋での酒を楽しんだ。しかし、酒飲みというのは卑しいもので、大阪駅で弟と別れた後、地下の阪神百貨店の前にある立ち飲み屋でまた串と酎ハイで仕上げて帰路についた。