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龍谷大学REC講座 [勉学]


昨日龍谷大学からREC講座の案内が送られてきた。中を見てみると、6月8日付ブログで紹介したあのお粗末な講師(旧非常勤講師)の谷某が「龍樹中論を読む」、「世親唯識三十頌を読む」、に加えて新しく「インド佛教哲学の潮流」と3講座をやるという呆れかえった紹介である。龍谷大学と言えば、あの故高田好胤薬師寺管長が学んだ唯識学の泰斗、深浦正文先生を出した大学だ。あんなお粗末な講師に上記講座を担当させるなんて、地下の深浦先生は嘆いておられるだろう。まあ、どうせ年寄り相手だから、と失対事業のつもりで旧講師を使っているのかも知れないが、大学の恥だと反省してもらいたいものだ。


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龍谷大学REC講座(続き) [勉学]

 今朝早速大学に電話して、受講のキャンセルを申し込んだ。理由はただ一つ、講題と全く異なる話しに終始して、唯識三十頌には全く話しがなかったこと。言うなれば、「羊頭狗肉」で¥7500の聴講代を詐取したというに尽きる。内部で相談して対処します、ということで結局三度電話があったが、結論は規約上一度受講されたら返金は出来ませんということだった。まあ規約とあれば仕方あるまい。しかし、天下の龍谷大ともあろうものあんな詐欺まがいな公開講座は二度と出しなさんな、と忠告しておきたい。昨日の講座の雰囲気では、あの先生の馴染みが多かったみたいだが、それはあの調子の漫談が楽しみで来ているファンだろうと思うが、真面目に講座題目を受け取った者には災厄としか言いようがない。
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龍谷大学障碍学習講座 [勉学]

 既に申し込んでいた『唯識三十頌を読む』講座が今日から毎週月曜日連続6回あるので、楽しみに出掛けて行った。まず図書館で図書借出しの手続きを済ませて、講義に望んだが、はっきり言って失望した。講題は唯識三十頌を読むとうのだから、「稽首唯識性 満分清浄者 我今釋彼説 利楽諸有情」に始まる頌を解説して貰えるものだと考えて受講したのだが、はっきり言って漫談に終始したとしか言いようがない。受講者の大半は講師の先生に馴染んでいるようで、その話を楽しそうに聴いていたが、こちらは全く予期しないものだったので、これでは受講を続ける気持ちは失せてしまった。明日にでも、RECに電話して受講をキャンセルして支払った講座料を返金して貰ってそれでしっかりした本を購入したいと思う。


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生涯学習講座 [勉学]

 龍谷大学に続いて、大谷大学からも生涯学習講座の案内パンフレットが送られて来た。シリーズの講座で『教行信証』の思想の第三回目である。第一回目の「総論」は昨年春受講したが、秋の第二回目「教巻」は受講しなかった。大谷大学の講座は午後6時~7時半なので、帰宅が9時を過ぎるので夜の早い小生には少少辛い。今春は龍谷大学で受講するので、大谷大学のほうは見送ることにする。


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龍谷大学REC講座 [勉学]

 二年ほど前までは大谷大学の生涯学習講座を受講していて、龍谷大学はながらくご無沙汰しえいたが、先日案内の簡単なパンフレットが送られてきたので、全講座を紹介しているパンフレットを申し込んでおいたら、早速送られてきた。みると、いまは大阪でも開講していて、『歎異抄を味わう』という講座があったが、大宮の本学舎で唯識の講座があるのでそちらを選択した。以前の学習講座でのアンケートに唯識の講座を希望しておいたので、これは出席しないわけにはゆかない。講師は谷貞志さん(元龍谷大学非常勤講師)で、講題は「世親『唯識三十偈頌』を読む」で、6月8日から7月13日まで毎週月曜日午後1時15分から2時間半の講義である。今回がシリーズの一回目だから、この秋に二回目がある。久しぶりの大宮学舎の学食が楽しみ。

 現在翻訳中の『四念處経』の中の分からない点も大学図書館から参考になる本を借り出せる(二冊二週間)ので、国会図書館へは行かずに済む。何と言っても佛教書に関する限り、国会図書館(関西館)よりは龍谷、大谷の図書館のほうが充実している。


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私家版印刷 [勉学]

 文庫本時代小説も読み飽きたので、前に翻訳しておいたティク・ナット・ハン師の”Transformation of the base" を、So-net の My Book というアプリを利用して自分用の私家版の製本をしようと、作業している。原本はB5版で240頁余のもの。千葉県我孫子市に住んでいた頃に翻訳した。60代のエネルギーで完訳したが、今では到底無理だろう。内容が唯識に関するものだから、専門用語も多いし、パーリ語、サンスクリット語も入っているかあら、苦労したはずだが、今となっては記憶が薄れている。さて、うまく出来上がるかどうか。

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龍谷大学生涯学習講座 [勉学]

 昨日で、「親鸞の教えを学ぶ」上級『教行信証』の春季講座が終わった。

 今回は5回に亘っての「行巻」の購読であったが、全てを読み通すことは出来ず、岩波版でいうと37頁の標挙「諸佛称名の願ー浄土真実の行・選択本願の行」から95頁の親鸞聖人ご自身の領解までで終わった。96頁以降の要義釈(他力釈・一乗海釈)及び「正信偈」については、秋季講座で話されるのかどうかはなにも仰られなかったのでわからない。あるいは『信巻』へ進むのかも知れない。秋季講座案内が送られてくるまで待つしかない。

 さて、親鸞聖人が『教行信証』をその半生を費やして著述されたのは、師の法然上人の『選択本願念佛集』が、上人没後世に出されたのを読まれた栂尾の明恵上人がその反論として『摧邪輪』を世に出された。法然上人はすでにこの世になく反論のしようもなく、そこで親鸞聖人が師に代わって浄土の教えこそが真宗であることを明かされたものと理解されている。

 『教行信証』は多くの経典、論釈からの多くの引文があるが、師と仰ぐ法然上人の著述からの引用は、この「行巻」にあるのみで、それも標挙「南無阿弥陀佛ー往生之業・念佛為本」と「三選文」(それすみやかに生死をはなれんとおもはヾ、二種の勝法のなかに、しばらく聖道門をさしおきてえらんで浄土門にいれ。浄土門にいらんとおもはヾ、正雑二行のなかに、しばらくもろもろの雑行をなげすてゝ、えらんで正行に帰すべし。正行を修せんとおもはゝ、正助二業のなかになを助業をかたはらにして、えらんで正定業をもはらにすべし。正定の業といふは、すなはちこれ佛名を称するなり。みなを称すればかならず生ずることをう。佛の本願によるがゆへに)のみである。

 標挙(総標)と三選文(総結)を引用することで、『選択本願念佛集』全文を引用した形をとっているというのが、宗学の解釈のようである。


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龍谷大学 [勉学]

 今日は「親鸞の教えを学ぶ」=『教行信証』「行巻」の第二回目の講義であった。

 一貫して、大行について話された。「行巻」の理解にはまず「大行とは何か」についての理解が必要であることを強く述べられた。

 「大行」には二つの側面がある。一は、「この行は大悲の願よりいでたり。即ち是れ諸佛称揚の願と名く」と巻頭にあるように、大行は「諸佛の称名」と明示されている。 二は、巻頭にまた「大行とはすなわち無碍光如来の名を称するなり」とあるように、「衆生の称名」であるともされている。

 一見矛盾しているかにみえるこの違いを親鸞聖人はどう解かれたか。親鸞聖人にとって、称名(念佛)とは「私から如来へ申し上げるものではなく、私の口を通して出て下さる『如来の呼び声』である」という。衆生が称えながらも、称える立場でなく、「聴く」立場の称名ということ。他力の称名、すなわち「真実信心の称名は 弥陀回向の法なれば 不回向となづけてぞ 自力の称念きらはるる」、これが行巻で説かれる真実の行である。一方、「化身土巻」にも行が説かれているが、捨ててゆくべき自力の行=方便の行についてである。

 『教行信証』には浄土七高僧の論からの引文が多くあるが、七高僧すべてからその論を引かれているのは、「行巻」のみである。なお巻末に称名破満についての御自釈「しかあれば名を称するに、よく衆生の一切の無明を破し、よく衆生の一切の志願を満てたまう」とあるが、これは曇鸞大師の『論註』からの転釈であるが、しかし曇鸞大師はそのあと「しかし称名しても破闇満願しないのは何故か」が
続くが、親鸞聖人は最初の部分のみを引かれている。

 だいたいこういった内容であった。


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龍谷大学公開講座 [勉学]

 先に申し込んでおいた春季講座の『親鸞の教えを学ぶ』(上級『教行信証』)の第一講が今日あった。

 今日から7月4日まで5回に亘って、『教行信証』「行巻」について龍谷大学の大田利生名誉教授(真宗学)の講義がある。

大田利生名誉教授(真宗学).jpg大田先生

【続きを読んでください】


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龍谷大学公開講座 [勉学]

 龍谷大学から、要請していたREC(公開講座)の案内冊子が送られてきた。

【続きを読んでください】


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