鑞八接心

　PCをリセットした関係で、バックアップを取っていた記録をPCに戻す作業をしていて、懐かしい記録を見つけたので載録したい。平成１５年６９歳のときのもの、読んでみてあの頃は真面目にやっていたなあと、今の生活を思うと忸怩たるものがある。

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不甲斐ない想い

　今年３月から思い立って坐禅を再開し、禅寺へも参禅したが、身体の不調から断念せざるを得なくなっていた。なんとも口惜しい次第だ。８年前には臘八接心を勤めた記録が残っている。僅か８年の年月の推移で劫を経たような己れの衰えを思い知らされる。

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散歩再開

　３月から６月まで毎日部屋で午前・午後それぞれ1回２０～３０分坐禅を続けてきた。その間まれに大腿部付け根に痛みを覚えることがあった。

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栗東寺

　天満の栗東寺へ参禅。ＪＲ大阪天満宮駅下車。電話で聞いていた道筋を辿ろうとしたが、完全に迷子。2度、3度と道行く人やらお店で訊ねて汗だくになってやっと辿りつく。

　伽藍はなく、鉄筋建築のなかに略式の僧堂があり、中央に聖僧像（文殊菩薩）があり、左右に単が設けられている。随意に坐ってくださいとのことで、すでに何人かが坐っていた。坐ってかなり経ってから止静鐘３点が鳴らされたので、実質３０分以上坐って経行鐘２点が鳴らされる。経行暫時して抽解鐘１点が鳴らされて２炷目に入る。堂頭が『碧巌録』第八則「翠巌眉毛」の提唱。中身はさっぱりわからなかった。

　８時半頃帰宅したが、津田駅からの歩きはきつかった。次回からは歩きやすいスタイルで行ってお寺で着替えることにしよう。