秀逸なコマーシャル

　テレビのコマーシャルというと、大概煩くてしつこくて、音声をサイレントにして流してしまうが、最近秀逸なコマーシャルを楽しんでいる。それは、外国語習得スクールのロゼッタストーンのコマーシャルだ。およそコマーシャルには相応しくない野暮な夫婦が登場してきて楽しませてくれる。

　コマーシャルというのは所詮は、観ているものにその広告主への好感度を高めてその商品への関心を引き出せばいいものだと思うのだが、大半のコマーシャルはその逆を行っているとしか思えない。よくもこんなお粗末なコマーシャルに高い金を出して反感を買うようなことをあっている広告主の気持ちがわからない。