薬師寺暁天講座(2) [佛教]
午前3時起床。3時50分家を出る。薬師寺まで約25㌔ 40分のドライブ
金堂での朝の勤行、講堂での法話。今日は村上太胤副住職。今年の西域への旅の話。玄奘三蔵は法相宗の鼻祖なので、玄奘の印度への足跡を辿る旅の話であった。
写経道場で茶粥接待に与り、7時40分退山。今日は広島へ原爆が投下された日なので、8時半から追悼の鐘を鳴らす法要があったが、帰参。
薬師寺 暁天講座 [佛教]
例年お盆前の今時分に三日間行われる暁天講座だが、今年は、5,6,7日、で午前5時金堂薬師三尊前で山田住職を導師とする朝の勤行(般若心経、唯識三十頌、薬師瑠璃光如来本願功徳経、法華経壽量品自我偈、他)を済ませて、講堂での法話、今朝は加藤朝胤執事長が「舎利弗と目犍連」(釈尊の二大弟子)に絡んで縁起の理についての話であった。明朝は村上太胤副住職、最終日は山田法胤住職、のお話を聴く。終わって、写経道場へ移動して茶粥の接待を受けた。
午前3時起床、3時50分家を出て、磐船街道~阪奈道路経由して、40分ばかりのドライブ。早朝のことて道はよく空いている。
法華経 [佛教]
今ティク・ナット・ハン師の『Opening The Heart Of The Cosmos』を翻訳している。法華経への同師の省察を述べている著作だ。
法華経は「諸経の王」と呼ばれている。岩波文庫の『法華経』三分冊は手元に置いていたが、何かの時の参考程度に考えていたが、同師の著作を訳していて、やはり佛教徒としては一度通読しておくべき経典だろうから、毎日少しずつでも読んでいこうと思う。この著書は既に藤田一照師の邦訳があるので、手を尽くしてもどうにも解らないところは同師の著作から借用させて貰っている。
『安般守意経』 [佛教]
ティク・ナット・ハン師の著書『Awakening of the Heart』に収められている「Anasanapati Sutta」を翻訳して、MyBooks で編集推敲して十日前にMyBooksへ送っていたのが、製本されて送られてきた。これがMyBooksでの七冊目の製本だ。
続いて、同じ著書から「Satipatthana Sutta」(四念処経)の翻訳を済ませて、編集推敲中で、夏までには製本するつもり。まだまだ、同師の著作の翻訳が控えている。
薬師寺 [佛教]
アップデートする佛教 [佛教]
藤田一照師と山下良道師共著の表題作読了した。藤田師は東大理学部、山下師は東京外大仏語学部出身で仏教的背景は全くない家庭でそだったが、学卒後兵庫の山奥にある安泰寺に入山して、内山興正老師の膝下で禅修行した後、渡米して禅の指導をした後は異なった道を歩んで、日本に帰って藤田師は坐禅指導、山下師は瞑想指導に励んでおられる。現在の日本佛教を佛教1.0、渡米して知った西欧で受け入れられている佛教を佛教2.0 と位置づけて、そこからバージョンアップした佛教3.0 をアップデートした佛教と位置づけて研鑽指導に当たっている。二人とも私が敬愛するティク・ナット・ハン師の影響を大きく受けている印象が強い。ハン師の佛教は西洋ではEngaged Buddhism (実践佛教)と呼ばれており、まさに一日一日の生活の中で実践する佛教を説いておられる。
翻訳 [佛教]
金剛経(The Diamond Sutra) [佛教]
薬師寺暁天講座(三日目) [佛教]
薬師寺暁天講座(二日目) [佛教]
金堂薬師三尊前での勤行。講堂での法話は、今日は加藤朝胤執事長で講題は『幸せの世界を目指して』(般若は智慧)というもの。日本橋の文楽劇場で二度ばかりお見掛けしたことがあるが、今日のお話とはちょっと印象が違っていた。
明日は最終日で、山田法胤管長のお話。管長になられてからお話しを聴いたことがないが、副住職の頃の漫談調のお話しはよく聴いた。再建食堂の屋根を飾る瓦への一文字写経だが、悪筆なので、少々腰が引けている。やはり、写経にしておこうかな。