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文楽初春公演 [芸能]

 1月12日(月)昼の部、いつもの二等席19列25番席のチケットを購入した。最後列だから後を気にせずに済むので気楽だ。

 演目は正月のこととて、「花競四季寿」(三番叟:万歳・海女・関寺小町・鷺娘)に始まって、二番狂言が「彦山権現誓助剣」(杉坂墓所の段)(毛谷村の段)、切りが「義経千本桜」(道行初音旅)。「花競四季寿」では清治さんの三味線、「彦山権現誓助剣」(毛谷村の段)の切り場は咲太夫が語る。


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文楽11月公演 [芸能]


 午前の部『双蝶々曲輪日記』を観賞した。いつもの通り最後列の二等席、ここが一番気楽に観劇できる場所だ。神戸の弟が来ていないかと見廻したが、いなかったので別の日に来るのだろう。相変わらず幕が上がってから客席に入ってくる客が多いが、まあ大阪だと諦めるしかあるまい。
 住太夫に源太夫が引退して、これからは嶋太夫、咲太夫が引っ張ってゆかねばならないが、二つの切り場で両太夫が熱く語ってくれた。ながらく住太夫の合三味線を務めた野沢錦糸が嶋太夫の三味線を務めていた。
 正月公演は『義経千本桜』他、さらに四月公演では玉女さんが二代目玉男を襲名して『一谷嫩軍記』で熊谷直実を務めるので、これも是非行かねばなるまい。
 売店で鶴沢清治師匠のCD『弾』、来年のカレンダー、そしていつもの通り京都の飴を買った。 


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文楽 [芸能]

 文楽劇場11月公演は、昼の部「双蝶々曲輪日記」、夜の部「奥州安達原」。夜の部は遅くなってしんどいので、いつも昼の部を観ている。チケット申し込んで、11月17日(月)観劇する。切りを語る太夫は、嶋太夫と咲太夫。嶋太夫の三味線は住太夫が引退して、錦糸さんが務める。住太夫、源太夫という長老が引退したいま、この二人が今後の文楽を引っ張ってゆかねばならない立場にいる。人形のほうは、文雀、蓑助という人間国宝が残っているが、蓑助さんはともかく文雀さんは休演が多いので心配だ。三味線も寛治さんがこの前休演していたが。
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文楽 [芸能]

 久しぶりに文楽を観賞した。『菅原伝授手習鑑』の通しが今月の狂言である。竹本住太夫さんの引退興行であるが、太夫の出番は午後の部の三段目「切腹の段」で終演が9時を過ぎるので、見送るしかなく午前の部のチケットを購入して、神戸の弟と一緒に観劇した。久しぶりの太棹の音色は心地よかった。

 文楽は大坂の宝だ。それを観客集客数が足りなかったという理由でたかだか数百万円の金額を削ったという橋本徹なる人物のけつの穴の小ささにあきれ果てる。文楽は大坂の唯一の文化遺産ではないか。


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『心中天網島』 [芸能]

 チケットを入手していた文楽公演「心中天網島」を国立文楽劇場で楽しんだ。文楽史に残る巨匠、近松門左衛門の心中物の双璧、『曽根崎心中』と『心中天網島』である。『曾根崎心中』はこれまで、文楽劇場で観劇、またテレビ放映のものを観たりして馴染んでいたが、『心中天網島』は始めてであった。

 「北新地河庄の段」の切りは嶋太夫、天満屋内より大和屋の段の切りは咲太夫という現在の文楽を背負う実力者が語って堪能させてくれた。しかし、心中物はやはり最後の心中の場が一番の聴き所だと思う。そこへ行くまでの過程を力のある太夫たちがあまり面白くもない場面を語ってくれているというのが正直な印象である。

 さて、どちらの心中の場面がと問われると、やはり『曾根崎心中』の「道行きの段」の”この世の名残、夜も名残、死にに行く身をたとふれば、あだしが原の道の霜、一足づつに消えて行く、夢の夢こそあはれなれ。あれ数ふれば暁の、七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め、寂滅為楽と響くなりー”に勝るものはあるまいと思う。

 観劇のあとはお酒の楽しみで、頓堀地下街の飲み屋でビール、お酒で咽を潤して帰路に着いた。

P1010130(1).JPG文楽劇場

P1010132(1).JPG狂題絵図

P1010133(1).JPG飲み屋さん


 


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文楽四月公演 [芸能]

 四月公演の第二部 『心中天網島』の二等席チケットをネットで手配した。4時半開演、8時半終演で、夜遅いのは苦手なのだが、四月公演は一、二部の演目の入れ替えがないのが、この演目はまだ観たことがないのでやむを得ない。神戸の弟は昼の部の『伽羅仙台萩』他を観るようだ。

文楽四月講演.jpg


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古今亭志ん生 [芸能]

iTunes Storeで古今亭志ん生の落語『芝浜』その他を買い込んで楽しんでいる。しかし、キーボードの操作にまだ習熟していなくて往生している。
ローマ字入力とかな入力の設定でまごついている。 

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文楽夏休み特別公演 [芸能]

 第三部サマーレイトショー『曽根崎心中』を観に文楽劇場へ行った。途中の車中、天神さんの夏祭りに行く浴衣姿の若い女性の姿が多かった。

 「生玉社前の段」、「天満屋の段」、「天神森の段」であった。切りの太夫が出る「天満屋の段」がやはり中心なのだろうが、私にはやはり「天神森の段」が一番胸にじーんとくる。

 ”この世の名残り、夜も名残り。死に行く身をたとふればあだしが原の道の霜。一足づつに消えて行く夢の夢こそ哀れなれ。あれ数ふれば暁の、七つの時が六つ鳴りて、残る一つが今生の、鐘の響きの聞き納め。寂滅為楽(じゃくめついらく)と響くなり”の導入部でまずじーんとさせられる。そして”哀れをさそふ晨朝(じんちょう)の、寺の念仏の切回向。『南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏』を迎へにて、哀れこの世の暇乞。長き夢路を曾根崎の、森の雫と散りにけり”で終わる。

 村の寺での日常のお務めの念佛が聞こえるなかで、対照的にこの世に別れを告げようとする男女の非日常的な姿の対比が何とも痛ましく語られるこの段がやはり一番劇的である。


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文楽四月公演 [芸能]

文楽(2).jpg 昨日は雨の中文楽劇場へ出かけた。四月公演である。

文楽.jpg

【続きを読んでください】


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文楽 [芸能]

 国立劇場の四月公演の第一部は『加賀見山旧錦絵』であるが、4月11日の2等席を予約購入した。


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