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大和十三佛(4) [霊場巡拝]

 今日の予定は、大和十三佛第八番おふさ観音(橿原市)と第二番西大寺(奈良市)である。8時過ぎに家を出て、R168~R25を経て橿原市へ入った。

第八番 十無量山 観音寺(通称おふさ観音) 高野山真言宗(別格本山)

    ご本尊 十一面観世音菩薩(百カ日守り佛)
    開山  慶安三年(1650)
    開基  妙円尼 
    真言 「おん あろりきゃ そわか」

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 ひろくない境内一杯にさまざまなバラが咲き乱れており、バラ見物の人が多く参詣してきている。

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 納経所で百寺巡礼の集印帖と十三佛の屏風に御朱印を戴いたが、「大和七福八宝めぐり」の額が置かれていたので、それも頂戴することになり、「大和十三佛」(A)、「大和地蔵十福」(B)、に加えて「大和七福八宝めぐり」(C)と忙しいことになった。お寺さんもいろいろと知恵を絞って凡愚の大衆からの浄財を集めようとなさる。まあお付き合い致しましょう。おふさ観音さんは(A)と(C)に名を連ねており、矢田寺さんは(A)とB)に当麻寺さんは(A)と(C)に、安倍文殊院さんは(A)と(C)に、霊山寺さんは(A)と(B)にとそれぞれ名を連ねている。

P1010232(1).JPG本堂

P1010234(1).JPG山門

 というわけで、次は西大寺の予定であったが、急遽変更して帯解寺へ足を伸ばした。

大和地蔵十福

子安山 帯解寺 華厳宗

    ご本尊 子安地蔵
    開山  天安二年(858)
    開基  文徳天皇(勅願)
    真言 「おん かかかび さんまえい そわか」

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 歴史もそう古くはないので、特に見るべきものもないが、子育て・求子信仰のお寺である。

P1010237(1).JPG本堂

P1010238(1).JPG山門

十三佛霊場

第二番 勝宝山 西大寺 真言律宗

    ご本尊 釈迦如来(重文)
    開山  天平神護元年(765)
    開基  常騰、孝謙上皇(勅願)
    真言 「のうまく さんまんだ ぼだなんばく」

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 東大寺と並立されただけに、さきに詣でた2カ寺とは別格の偉容を誇る大寺である。本堂前には東塔が建っていた基壇が残っている。本堂内には修学旅行で訪れた静岡市の中学生が群れていた。

P1010240(1).JPG本堂

P1010241(2).JPG東塔基壇

P1010242(1).JPG山門


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大和十三佛霊場巡拝(3) [霊場巡拝]

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  今日は家内も同行するということで、8時半過ぎに出立。信貴山玉蔵院と矢田寺へ向かった。全行程百キロには満たないので気楽なドライブであった。

第十一番 信貴山 玉蔵院 信貴山真言宗

     ご本尊 阿閦如来(七回忌の守り佛)
     開山  不明
     開基  伝 聖徳太子

     真言 「おん あきしゅびや うん」

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 境内には大きな張り子の虎があちこちに置かれている。これは信貴山ホームページより引用すれば、次のような由来によるものだ。
 「今から1400余年前、聖徳太子は、物部守屋を討伐せんと河内稲村城へ向かう途中、この山に至りました。太子が戦勝の祈願をするや、天空遥かに毘沙門天王が出現され、必勝の秘法を授かりました。その日は奇しくも寅年、寅日、寅の刻でありました。太子はその御加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻み伽藍を創建、信ずべし貴ぶべき山『信貴山』と名付けました。以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰されています」

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 信貴山には玉蔵院以外に、成福院、千手院がありそれぞれ別格本山とされている。以前銚子の満願寺主催の西国三十三所巡礼に参加したとき、いずれかの宿坊に一泊したことがあり、早朝のご本堂での護摩供に参じた記憶がある。

P1010204(1).JPG 本堂遠望

 連休とあって少なからぬ参拝客が訪れていた。

第五番 矢田山 金剛山寺 古義真言宗(高野山)

    ご本尊 延命地蔵菩薩(五七日の守り佛)
    開山  天武天皇八年(679)
    開基  智通、天武天皇(勅願)

    真言 「おん かかかび さんまえい そわか」

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 このお寺は別称アジサイ寺で知られており、6月になれば多くの参拝客が訪れるのであろうが、いまはツツジが満開だが、参拝客は少なく静かな佇まいにあった。
 またこのお寺は大和地蔵十福霊場のひとつであるので、御朱印台帳をいただいた。


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P1010205(1).JPG本堂

P1010207(1).JPG 山門   


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大和十三佛(2) [霊場巡拝]

 初詣に薬師寺へ詣でたついでといったら語弊があるが、とまれかねて考えていた大和十三佛への巡拝をと第二番(釈迦如来)の西大寺にお参りして屏風台紙を頂戴した。これから月一度のペースでお参りをしようと思う。

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新・西国観音霊場巡拝 [霊場巡拝]

 7時出立。今日は有料道路は利用せずに一般道を走るので、カーナビに指図されるがままに、車を走らせてまず西宮の神呪寺へと赴いた。

第二十一番 甲山 神呪寺 真言宗御室派別格本山(別名甲山大師)

      ご本尊 如意輪観世音菩薩
      開山  天長八年(831)
      開基  如意尼公

      御詠歌 「来てみれば すがたも花の かぶと山 寺もわが身も 薄雲の中」

  本堂の前面に展望台があり、下界(西宮市内)の風景が一望出来るが、霞んでいてデジカメでは撮りきれないので諦めた。
  長い石段を下りて行くと、前方に山門がある。駐車場から直接参詣したので、山門を通らずに入山してしまったので、
  改めて山門で一礼して入山し直した。
  
  8時35分着 9時5分出立 ここまでの距離44㌔

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DSCN0111.JPG本堂

DSCN0112.JPG山門

第二十二番 摩耶山 天上寺 高野山真言宗

      ご本尊 十一面観世音菩薩
      開山  大化二年(646)
      開基  法道仙人

      御詠歌 「ちぬの海 わたるもゝ船 あけくれに あふぐや摩耶の 法の燈火」

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DSCN0116.JPG本堂

DSCN0119.JPG摩耶夫人像

  神呪寺からは六甲山への登山道路を経由して車を走らせた。幸いバイクは走っておらず、車の往来もすくなかったので、気楽に走られた。門前の駐車場に車を置いて入山。ご本尊の十一面観世音菩薩は秘佛なので、拝顔出来ないが、本堂の内陣中央にあるお釈迦様の生母摩耶夫人の像を拝むことができる。また境内を山門に下って行く途中の小堂にインドから贈られたという摩耶夫人像もある。また、この山から名をとった巡洋艦「摩耶」(太平洋戦で魚雷攻撃で沈没)の乗組員の菩提を祈願する石碑も建っている。

  10時5分着 10時45分出立 ここまでの距離65㌔

第二十三番 宝積山 能福寺 天台宗 平清盛公菩提所

      ご本尊 十一面観世音菩薩
      開山  延暦二十四年(805)
      開基  伝教大師最澄

      御詠歌 「ただ法の 宝を積みて はるばると 運ぶ歩みの 楽しかりけり」

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DSCN0122.JPG本堂

  東大寺の毘盧遮那佛、鎌倉長谷寺の大佛、に並ぶ大きさから日本三大佛のひとつに数えられているそうだが、それほど大きいという印象は受けなかった。街中にあるお寺なので、境内も狭くて印象が薄かった。

12時10分着 12時26分出立 ここまでの距離 85㌔

津田帰着は2時15分 総走行距離 157㌔


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新・西国観音霊場(高野山宝亀院、道成寺) [霊場巡拝]

 朝6時半出立。R170,R371を走って高野山へと赴くが、例によってカーナビにいたずらされたというか、己の至らなさか、堂々巡りをして何とか走るべき道筋
に戻って、高野山へと辿り着いた。9時20分着。97.5㌔。

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新西国観音霊場巡拝 [霊場巡拝]

 今日は比叡山延暦寺の横川中堂と鞍馬寺へと7時50分に出立し、第二京阪道路、阪神高速を経由して坂本側から比叡を登った。

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新・西国三十三番観音霊場巡拝 [霊場巡拝]

 これまでに客番札所4ケ寺を含めて24ケ寺を廻り終えた。残るのは客番1ケ寺を含む14ケ寺である。これを9月から6回に亘って下記ように巡拝しようと計画している。

  9月23日(日) 第五番   天音山    道成寺(和歌山県日高郡川辺町)
            第六番   御衣寺    宝亀院(和歌山県伊都郡高野町)

 10月7日(日)   第十八番  比叡山    延暦寺 横川中堂(滋賀県大津市坂本町)
             第十九番  鞍馬山    鞍馬寺 (京都市左京区鞍馬本町)

 10月21日(日) 第二十一番 甲山       神呪寺(西宮市甲山町)
            第二十二番 摩耶山      天上寺(神戸市灘区摩耶山町)
            第二十三番 宝積山      能福寺(神戸市兵庫区北逆瀬川町)
  
 11月11日(日) 第二十五番 三身山      太山寺(神戸市西区伊川谷町)
            第二十六番 大谷山大谿寺 伽耶院(三木市志染町)
            客番      極楽山      浄土寺(小野市浄谷町)
 
 11月18日(日) 第二十八番 五峰山       光明寺(兵庫県加東市滝野町)
            第二十九番 泉生山      酒見寺(兵庫県加西市北条町)
            第三十番  七種山      金剛城寺(兵庫県神崎郡福崎町)
 
 11月25日(日) 第三十三番 船越山南光坊 瑠璃寺(兵庫県佐用郡佐用町)

以上はあくまで予定であってどうなるかは分からないが、年内には巡拝終えたいと思っている。


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近江西国観音霊場巡拝満願 [霊場巡拝]

 午前7時15分出立。往路は第二京阪道~京滋バイパス~名神高速道路~北陸自動車道を利用する。JAFのナビでは長浜ICで下りてとなっていたが、カーナビ(ゴリラ)は米原で下りて、一般道を利用するよう案内してくれた。

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近江西国観音霊場巡拝      [霊場巡拝]

 京都の綾部に住する高校時代の友達を訪ねるという家内を近鉄新田辺駅まで送り、その足でR307を一路東近江まで走る予定だったのが、肝腎の納経帳を置き忘れてしまって、家まで取りに帰り都合1時間ばかり無駄にしてしまった。最初第十八番瓦屋寺へ参拝するつもりでカーナビをセットしたのに何故か第二十八番長福寺に導かれてしまった。

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近江西国観音霊場巡拝 [霊場巡拝]

 7時20分家を出て、走りなれたR307を宇治田原、信楽、水口を経て一路蒲生郡日野町まで走った。

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