ジャパンXV vs マオリ・オールブラックス 第二戦 [ラグビー]
第二戦は雨の秩父宮で戦われた。大差のついた神戸での第一戦とは打って変わった緊迫した好ゲームだった。第一戦はエディー・ジョーンズHCがキックを使わず繋ぐ戦法を試したので、それが通用せずに大差の敗戦となったが、第二戦は戦法を変えて蹴るべきところは蹴ってエリアを獲得する戦法に変えた。立ち上がり攻め込んで相手反則を得ながら、PGを選択せずラインアウトからトライを狙っていったが、結局不首尾に終わり、逆に攻め込まれてトライを奪われて0-15と先行されたが、前半終盤に左ウイング山田が左隅に飛び込んでトライして、5-15で前半を終えた。後半に入ってからは終始ジャパンが攻勢に立ち、スクラムで押し込んで認定トライ、コンバージョン、さらに五郎丸の2PGで18-15と逆転したが、相手ゴール前に攻め込んでボールを奪われて、自陣深く蹴り込まれ、山田ががよく帰ってボールを外へ出した。しかし、そこから相手にクイックスローでボールを繋がれて右隅にトライされた。この時のマオリの攻めは見事の一言に尽きるもので、マオリの血を見た思いがした。ジャパンは大魚を逸した!!!
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