『八大人覚経』 [ティク・ナット・ハン師]
7月から翻訳していたティク・ナット・ハン師の『The Diamond Sutra』(金剛経)を訳了し、Mybooksに転送したものの推敲も終えて、製本依頼した。これで同師の著作の製本は五冊目となる。
次ぎに考えているのは、『八大人覚経』ですでに作業に入った。 これは道元禅師の『正法眼蔵』の中に収められている「八大人覚」を、曹洞宗の禅寺で何度か、「佛言わく、 汝達比丘、当に知るべし」、と少欲に始まって、知足、遠離、精進、不忘念、精進、智慧、不戯論、に終わる八大人覚を唱和し、また法益として拝聴したこともあって、懐かしさを覚える。 道元禅師の釈義と、ティク・ナット・ハン師の釈義との比較検討も興味あるところだ。
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