SSブログ

世界を住処として [佛教]

ティク・ナット・ハン師の著作『At Home in the World』の翻訳を8月末に終えていたのを、My Books に製本依頼していたのが今日送られてきた。そこに前書きしたものを転載する。

「これまで訳してきたティク・ナット・ハン師の著作は佛陀の教えを説かれたものであったが、今回の作は厳密な自伝ではないが、師の半生におけるエピソード集といえる内容のものだ。

原題『At Home in the World』を『世界を住処として』と訳したのは、著者が本書の中で繰り返し「True Home」という言葉で自分自身の本当の在り場所(竟の住処)を而今に身を置く己れ自身と捉えていることから、世界中どこにいても己れ自身に立ち還ればそこが「true home」だからです。終始通底しているのは相即の理、縁起の理、それに生きる上での慈愛、理解の大事なことが強く説かれている。」

3月から翻訳を始めて、毎日すこしずつ作業して半年かかった。今は同師の「Old Path White Cloud:Walking in the Footsteps of the Buddha」というお釈迦様の伝記風の著作を日々少しずつ翻訳を進めている。

P1020103(1).JPG

コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 1

さつき

お疲れ様でした!
by さつき (2017-11-10 23:29) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

霜月干し柿 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。